#611（8/31）ホフステードの6次元モデル（2: 集団主義／個人主義）日本は中くらい

内容：ホフステードの6次元モデルの２つ目は集団主義と個人主義に関して。
各主義の詳しい説明があり、隆司先生によると日本は、どちらにも当てはまるということであった。日本は、両方のいいところをとりいれて、いい線いっているのではないかということである。個人主義が強いのは、米国、オーストラリア、イギリスであり、日本は中央よりも個人主義によっているように見えるということ。
とても興味深いのは、幸せですかという問いに、日本人の回答に２つのピークがあるということ。０から１０までの回答（最悪の人生を０、最高の人生を１０）で、５と８にピークがある。５は集団的な答え方をした人、８は個人主義的な答えをした人と言えるそうである。
ということは、日本では実は、２種類の人が混ざっているということも言えるのではないかというのだ。つまり、意見の対立が起きやすく、考えが分断されているともいえるのだという。
TIPS：個人主義、集団主義という視点で世界を見る１日に！