#740（1/7）竹内昌義さんとコラボ放送「住まいとウェルビーイング」について

内容：今回は前野夫妻と建築家の竹内昌義さんのコラボ企画。竹内さんは東北芸術工科大学の教授で建築家。設計事務所「みかんぐみ」の共同代表。主な作品に「マーチエキュート神田万世橋」「愛・地球博トヨタ館」「エコハウス」など。Voicyでは「建築家 竹内昌義の断熱教室」を放送している。以下、鼎談の概要。

🔳隆司さんと竹内さんの共通点：共に1962年生まれで東京工業大学卒。隆司さんも東北芸術工科大学の客員教授。
🔳建築と幸福学の共通点：建築家は大学教員とビジネスの両立がありうる。幸福学も働く現場を視察し、研究や教育に活かしている。どちらも研究・教育と実践が近い。
🔳断熱の重要性：
・断熱が不十分な家は寒く、エネルギーを多く消費する。2010年に「エコハウス」を開発した後、東日本大震災が起こり、停電しても寒くならない家は凄いと感じた。
・一般の人に断熱とは何かを知ってもらいたくて断熱教室を始めた。断熱も、しあわせも、大事なことなのにみんな気づかず、大事にしていない。方法を知らない。
・2025年から断熱が義務化される。新築には基準が適合されるが、既存住宅の断熱は課題。窓の性能を高めることが効果的。開放的なエコハウスも現在の技術なら可能。
・断熱に加えて、屋根の半分程度の太陽光発電でほぼエネルギーの自給自足ができる。悪質な業者が存在するので注意が必要。

🔳住まいとウェルビーイング：
・あたたかい家はウェルビーイング。自分の家が心地よいのはすごく大切なこと。
・前野夫妻は「住まうしあわせのアンケート」を考えている。

＊最後に、かよこさんへのコメント返し：「自分を傷つけたように感じる相手のことも愛したいなっていう志が素晴らしいですね。」

TIPS：あたたかい家はウェルビーイング。住まいを心地よく。