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内容:こども家庭庁のレポート、我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査令和5年度について話す。京都大学の心理学としてのウェルビーイングの専門家の内田由紀子先生が関わっている調査。特徴的な図5枚について説明する。この調査は216ページにわたる大作。調査の概要:調査対象国は日本・アメリカ・ドイツ・フランス・スウェーデン計5か国。調査対象者は各国満13歳から29歳までの男女。調査時期はいずれの国も令和5年11月から12月までの間に実施した。調査の方法は各国とも1,000サンプル回収を原則としてWEB調査を実施した。選んだ一つ目のデータ。社会に貢献できる要素があると感じたかどうか。一度もない、一度か二度、およそ週に1回、週に2~3回、週に4~5回、ほぼ毎日。一度もない人の割合が日本では32.4%。アメリカ・ドイツ・フランス・スウェーデン皆20%以内なのに、日本だけ突出している。実際そうなのか人々がそう感じているのか。皆が頑張ればよりよい社会になると思える社会をつくりたい。どう変えればいいのか考えていきたい。二つ目のデータ。自分が好きかどうか。そう思うが日本では17.5%。アメリカ・ドイツ・フランス・スウェーデン皆30%くらい。自尊感情が関係している。そう思わないが日本では16.5%。アメリカ・ドイツ・フランス・スウェーデン皆10%以内。日本だけ突出している。皆自分が好きだと思えるような社会をつくりたい。三つ目のデータ。自分が成長し、よりよい人になることを促すような経験があった。一度もない、一度か二度、およそ週に1回、週に2~3回、週に4~5回、ほぼ毎日。一度もない人の割合が日本では21.4%。アメリカ・ドイツ・フランス・スウェーデン皆10%以下。日本が突出している。成長して、よりよい人になるといいと思える社会をつくりたい。四つ目のデータ。多くの人の役に立っているかどうか。そう思う。日本は10.5%・諸外国は30%近い。利他性という意味でも幸福度が低い。先程からネガディブなニュースばかりだが、逆に、のびしろがある、ということ。日本にとってウェルビーイング学を広げるのはやりがいがあること。
最後のデータ。自分の人生には方向性や意味があると感じた。一度もない人の割合が日本では26.4%。断トツ多い。考える機会を増やすこと。子供のために、家庭・学校・コミュニティの場で。これものびしろ。のばすしかない。子ども家庭庁もこの結果を受けて色々なことをやっていくだろうし、民間でできることもある。マドカさんがデンマークだかフィンランドだかに行った時、国語算数理科社会、成績が悪い子が自分を信じる力だけは10点満点中10点という自己肯定感の高さ。日本の場合、点数低いと自信もないと言ってしまいそう。成績は悪いけど自分を信じる力は高いと言えるような社会をつくりたい。大人がいかに生きるか、子ども若者たちをどう育てるかが問われている。
TIPS:この調査結果から何を感じたか。大人たちがどう生き、子ども若者たちをどう育てるか考える。

放送日 2024/07/15
放送リンク https://voicy.jp/channel/2318/1239820
幸福学キーワード 貢献、成長、利他、自己肯定感
クスッ→★
笑笑→★★
爆笑→★★★
まじめ→〇
まじめ&熱い→◎
出演者 たかし
マドカ
たかしマドカ
その他ゲスト


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