#595（8/15）ネッツトヨタ南国さんの劇のイメージ

内容：ネッツトヨタ南国の横田さんのシナリオ。

横田英毅は、資産家の家に生まれた。大学も勉強せずサラリーマンの時も一生懸命ではなかった。ネッツトヨタが新しいディーラーとしてできるから「英毅、社長やらないか？」と言われた。何もできないけど自分は幸せだなと思った。能力も経験もないが、自分は恵まれているから社員も幸せだなと思う会社、働き甲斐がある会社を作ればいいかなと、それなら自分も出来るかなと思った。
権限は社員に、経営者や管理職は口出ししない。
新車発表会の時は社員がビデオを作る。ダンスを踊る人は踊り、踊りながら車を紹介する。社員が「課長、ビデオ出来たから見てください」と言われても課長は見るだけ。社員が働き甲斐を感じていると実感している。
うちの会社は値引きはしません。その代わり試乗車もたくさんありサービスもいい。お客さんを選ぶことができる会社。その結果、顧客満足度も高い、売り上げも利益率も高い状態を維持している。
ある時、お客さんが従業員は１７時に帰るがこの車を修理してほしいと来店されたが、社員の幸せの方が第一だからお客さんにお引き取り願った。従業員を過酷に働かせるお客さんはいらない。従業員が一番幸せになることを目指していると、従業員はいきいき働いてお客さんが一番大事だと思う。これが幸せな経営になる。
経営者が影を消す経営、戦略的存在感のなさ。これが徹底された会社ができた。